小説本文

【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー12

 雫の部屋にあった宝石や貴金属を全てポイント変えると、俺の合計ポイントは60192ポイントとなった。  現金換算すれば約600万という大金であり、この時点で俺の貯金額を超えてしまったことになる。  ま、この状況で俺の金を銀行から引き出せ...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者95

 カーテンから漏れる外からの光が、ちょうどグッスリと眠っているオロチの顔を照らしている。  時刻はすでに昼近い。  ポカポカと暖かく優しい日差しではあるのだが、それでも太陽の光には違いなく、暗闇に慣れている目には些か刺激が強すぎた。 ...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー11

 雫からの提案で、しばらくは彼女と一緒に行動することになった。  ただ今後も雫と一緒に行動するのなら、ある程度お互いのスキルについて話し合っておいた方が良いだろうな。  危機に陥った時、味方の力を正確に把握していないと咄嗟に取れる行動が...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者94

 突如として現れた破壊の化身とも呼ぶべき存在、帝国史上最大の危機、そして最高戦力の内ひとりの離反がトドメになった。  これら一つでも頭を悩ませる問題だというのに、僅かな時間でそれらが一気に押し寄せてきたジルクニフは呆然と立ち尽くしている。...
【ハリー・ポッター】ブラック家の復讐者

ブラック家の復讐者14

「なんだ、ハリーは知らないの? オリオン・ブラックは精霊界に行って、初めて無事に帰って来れた人なんだよ」  ロンはハリーとハーマイオニーの二人が知らないことを自分だけが知っている、そんな優越感に浸りながら得意げにオリオンについての噂を話し...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者93

 ジルクニフは目の前にいる人の皮を被ったナニカから、一瞬たりとも視線を外すことができなかった。  見た目は幼さを残した少年にしか見えないのだが、こちらを見下すその姿は魔王と言われても納得できるだけの圧倒的な威圧感がある。  皇帝という立...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー10

 まっすぐに自分へ向けられた銃口。  それも向けられているのは、当たれば痛いでは済まないであろう馬鹿でかいスナイパーライフルだ。  ここで目の前でその銃を構えている少女に下手な対応をすれば、俺の命はさっき殺したゾンビのように呆気なく散る...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者92

 オロチが今抱いている感情は、怒り。  自分にとって命よりも大切なナザリックを荒らそうと企む者がいる、そんな戯言を聞いてしまったのだ。  今すぐにでも依頼主だというフェメールなる貴族を見つけ出し、その者を嬲り殺したい衝動に駆られてしまう...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー9

「うぁ、あうぅぁぁぁ……」  目の前にいるゾンビは部屋に入ってきた俺に気づいたようで、うめき声を上げながらゆっくりと接近してくる。  しかし、コイツは早く移動する事ができないのか、俺の方に近づいてくる速度は非常にゆったりとしたものだった...
【NARUTO】大筒木一族の最後の末裔

大筒木一族の最後の末裔14

 模擬戦中に思わぬハプニングが発生してしまったが、紅自身が然程気にしてはいないという事だったので、その後はお互いに何食わぬ顔で接していた。  紅がそれで良いならと、カムイもその記憶を封印することにしたのである。  ……もっとも、忘れよう...
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