【ワールドトリガー】玉狛支部には強化人間がいるらしい。

玉狛支部には強化人間がいるらしい。14

 二人で仲良く喫茶店に入ると、元気な声で『いらっしゃいませ!』と女性の店員に迎えられた。  店内にはまばらに客がいるが、店の雰囲気もあってかずいぶんと落ち着いた印象を受ける。  そして店員の女性に奥のテーブル席へと案内され、朧はカフェオ...
【NARUTO】大筒木一族の最後の末裔

大筒木一族の最後の末裔16

「――カムイ、力を抜いてリラックスして」  紅の甘い声が耳元で囁かれる。  その声を聞くと、なぜか身体がすっかり硬直してしまい、もはや自分の意志では到底動かせそうになかった。  彼女の一挙一動から片時も目が離せなくなり、早くなった心臓...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者120

 オロチとイビルアイは、彼女の仲間である『青の薔薇』リーダーのラキュース、そして大勢の冒険者たちと合流した。  そして合流した彼らをざっと見渡す。 (やはりというか、見どころがありそうなのはラキュースとかいう女くらいだな。俺の見立てだと...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー24

「ふむ、なるほど。街はそんなに大変な事になっていたんですね……」  俺と雫は雅さんから話を聞いていたんだが、どうやら思っていた以上にヤバいことになっているようだった。 「知っての通り、あの化け物たちが出現している地域ではなぜか通信が全く...
【ワールドトリガー】玉狛支部には強化人間がいるらしい。

玉狛支部には強化人間がいるらしい。13

 とある日の休日のこと。  朧は待ち合わせの為に街中でひとりボーっと佇んでいた。  白のパーカーにジーンズという無難な服装で、何をするでもなく人通りの多い場所に突っ立ている。  ただ立っているだけとはいえ、朧は白髪な上に特徴的な瞳をし...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者119

 オロチは今、イビルアイの仲間である二人の冒険者の遺体を運んでいた。  一人は小柄で身軽そうな装備を身につけていて、もう一人の方は巨漢な男くらいにがっしりした体格とそれに見合う厳つい装備をしている。  二人とも『青の薔薇』のメンバーで、...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者118

「俺に相応しい役ってこれかよ……」  月明かりに照らされ、構えている刀の刃がキラリと光った。  妖しい光を放つその刃の切っ先が向けられている先には、仮面を付けた見るからに怪しいスーツ姿の男がいる。  仮面の男が放っているオーラはまさし...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー23

 窓から外の様子をそっと伺う俺たち。  すると、50メートルくらい離れた距離に女が走っているのが見えた。  もちろん優雅にジョギングしているようには全く見えず、身体のあちこちに怪我を負って命からがら逃げているといった様子だ。 「生存者...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者117

 思わぬ展開にすっかり満足してしまい、一度ナザリックに帰ってしまったオロチだったが、その後にハッと思い出してセバスやソリュシャンの元へ舞い戻った。  その際にセバスにはツアレという少女との関係を遠回しに聞き、ソリュシャンには彼女の忠誠心を...
【NARUTO】大筒木一族の最後の末裔

大筒木一族の最後の末裔15

 木ノ葉の里にある商店街のような場所で買い出しを終え、二人は紅の住むアパートに到着した。  前世で暮らしていた時のアパートとどこか同じ雰囲気があり、カムイは思わず立ち止まってしまうほどの妙な懐かしさを感じてしまう。 (カムイとして生きる...
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