【ハリー・ポッター】ブラック家の復讐者

ブラック家の復讐者13

 オリオンが三人を匿うために姿現しで飛んだ先は、ホグワーツにある彼の自室だった。  親しい間柄であるハーマイオニーはともかく、できれば自分の部屋にはたとえ子供であってもよく知らない相手を入れたくはなかったが、咄嗟に思いつく場所がここしかな...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者86

『月華の英雄』オロチ、そして『クリスタル・ティア』のセラブレイト。  両者が行うことになった決闘はいつの間にか街を挙げての一大イベントと化していた。  決闘の開始まであと数時間はあるのだが、闘技場には早くも多くの国民と冒険者が押し掛け、...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー7

「マジか……まさかこんなに大量のポイントを獲得できるとは思わなかったな」  俺はステータス画面に表示されている『15848』という数字を見て、そんなことを呟いた。  このポイントの出所を考えればかなり不謹慎ではあるが、これがあればずいぶ...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者85

 セラブレイトとの決闘が決まった翌日、決闘を明日に控えたオロチは数日ぶりにエ・ランテルの街に足を運んでいた。 「やっぱり2、3日くらいじゃ何も変わらないか。まぁ、多少は懐かしい感じもするが」  エ・ランテルの街を発ち、竜王国へ向かった後...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者84

「ここにいるんだろう!? さっさと出てこい、この卑怯者!!」  突如として酒場に響き渡った怒声により、先ほどまでのお祭り騒ぎが嘘のように静まりかえる。遠くからの街の喧騒が聞こえてくるほどだ。  この場にいる多くの者が口をポカンと開け、こ...
【オリジナル】ポイントルーラー

ポイントルーラー6

 ボリボリと一心不乱に食事を続けているバケモノ。  ゴブリンと同じような見た目だが、その姿はゴブリンどころか成人男性よりも一回り大きく、筋肉の  鎧に身体が覆われている。  体長もおそらく二メートル近くはあるだろう。  感じる圧力も...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者83

『ねぇご主人様、セラブレイトとかいう冒険者のことだけど……私に任せてくれない?』  未だ酒場の喧騒が鳴り止まぬ中、クレマンティーヌがオロチだけに聞こえる声量でそう言った。 「セラブレイトを? 一体どうするつもりだ?」 『フフフ、アイツ...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者82

「では、無事に当初の目的であった竜王国の国王になる目処がついたことに……かんぱーい!」 『かんぱーい!!!』  多くの冒険者たちの声が夜の街に響いた。  活力溢れる若い冒険者から歴戦の雰囲気漂う熟練の冒険者まで、幅広い層の冒険者がひと...
【ハリー・ポッター】ブラック家の復讐者

ブラック家の復讐者12

 ダンブルドアと密かに協定を結んだ翌日、オリオンはヴォルデモートが狙っているという賢者の石を自分の目で確認するために動き出した。  だが、賢者の石とはヴォルデモートでなくとも欲するであろう貴重な魔法物質だ。  故にその警備はかなり厳重で...
【オーバーロード】鬼神と死の支配者

鬼神と死の支配者81

「…………は? 申し訳ありません。今なんと?」  オロチと相対しているのは、この街の冒険者組合長であるトルネコ。  この国の冒険者組合に於いて絶大な権力を有している彼は今、少々間の抜けた顔を晒していた、 「ビーストマンの本拠地を壊滅さ...
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