【NARUTO】大筒木一族の最後の末裔

大筒木一族の最後の末裔40

「抜け忍の討伐に、中忍試験か……一気にやるべき事が増えたって感じだよなぁ」  三代目から言われた言葉を思い出して俺はため息を吐いた。  色々と覚悟を決めたのは良いが、よく考えてみたらヒモ男として最高の日々を手放さなければならないと気付い...
【ダイヤのA】ダイジョーブじゃない手術を受けた俺

ダイジョーブじゃない手術を受けた俺89

「ストライーック、バッターアウト!」  南雲がまたひとつ稲実打線から三振を奪った。  ボールのキレ、力、速度、それら全てが最高の状態で俺の構えたミットにドンピシャで飛んで来ている。  いくら全国へ行った稲実と言えどもこれはそう簡単には...
【ワンピース】藤色の若き虎

藤色の若き虎12

 海よりも広い大空。  人間の手が届かない遥か上空を渡り鳥の群れが自由に飛び回っている。  陸や海とは違い、この領域は彼らにとっての楽園だ。  高度を下げて地上や海面に近付き過ぎれば外敵からの攻撃に晒されてしまうが、天敵と呼べるような...
【ダイヤのA】ダイジョーブじゃない手術を受けた俺

ダイジョーブじゃない手術を受けた俺88

 3回の裏、俺たち青道高校の攻撃がまた始まる。 「かっ飛ばせ伊佐敷ー!」 「相手ピッチャーはもうへばってんぞ!」  ベンチ、そしてスタンドから打席に入っている伊佐敷先輩への声援が飛んで行くが、その声はもれなく明るかった。  劣勢の時...
【NARUTO】大筒木一族の最後の末裔

大筒木一族の最後の末裔39

「えーっと、やっぱりダンゾウ様はまだ俺のことを信用できないみたいですね」  火影達が待機しているという部屋に入ってみると、三代目はともかくダンゾウと御意見番と呼ばれる二人の爺さん婆さんには鋭い視線を向けられた。 「当たり前だろう。お前は...
【ダイヤのA】ダイジョーブじゃない手術を受けた俺

ダイジョーブじゃない手術を受けた俺87

 ――秋季大会予選当日。  あれから俺たちは試合に向けて日々の練習を着実にこなしていった。  こっちの準備はバッチリで、皆んな夏の借りを返すんだとばかりに張り切っている。  稲実と初戦から当たると聞いて多少気後れしていた人も居たが、今...
【ワンピース】藤色の若き虎

藤色の若き虎11

「小僧、麦わら海賊団を知っちょるか?」  サカズキが居る執務室に入室すると、落ち着く暇もなくそんな事を聞かれた。  ちなみにたしぎは室内にまでは入って来ず、扉の外で待機しているのでこの場にいるのはツバキとサカズキの二人だけだ。 「麦わ...
【ダイヤのA】ダイジョーブじゃない手術を受けた俺

ダイジョーブじゃない手術を受けた俺86

 南雲と御幸のバッテリーが一軍メンバーを容赦なく蹂躙している頃、太田や高島を含めた青道の首脳陣は部室に集まり、今後の練習方針について話し合いをしていた。 「試合まで時間は無い。だが、あまり根を詰め過ぎれば選手たちに怪我をさせてしまう。だか...
【NARUTO】大筒木一族の最後の末裔

大筒木一族の最後の末裔38

 戦いが終わったということを頭が完全に理解すると、それと同時に疲れがドッと押し寄せてくる。  俺の身体に流れるチャクラはホント馬鹿みたいに多いけど、そんな俺でも一気に多量のチャクラを消費してしまえばかなり疲労が溜まるんだよな。  今回の...
【ダイヤのA】ダイジョーブじゃない手術を受けた俺

ダイジョーブじゃない手術を受けた俺85

「――既に聞いている者もいるだろうが、今月から始まる秋季大会の予選……その初戦でウチは稲実と当たる事になった」  片岡の言葉にざわつく一同。  自分たちがつい先日敗れた相手と、それも予選という初っ端で再び再戦する事になったと突然聞かされ...
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